スピーキング練習は筋トレ&基礎練!!繰り返しと負荷をかけて最大限に効果を上げましょう!
最初に一番大切なのは何といっても音読!
スピーキング力をあげるにはとにかく舌が回らないことにはどうしようもありません。
日本語にはない発音を声に出すのですから、慣れるまでかなり時間がかかります。
まずは音読を徹底してやりましょう。
自分で話したいと思う内容の文章を毎日最低でも30回、嫌になるほど練習してください。
最後の10回は可能な限りの早口で練習してください。(舌をスムーズに動かせるようになるまで)
ポイントは、必ず音声を聞いた後、正しい発音で練習すること。カタカナなどを見て勝手にカタカナ英語にしてすまうのはNGです。正しい音を聞くことは、リスニング力強化にもつながります。
スピーキングトレーニングメソッド
①リピーティング( 負荷度★)
文章を聞いた後に、一時停止してから聞いた内容を文章を見ながら繰り返します。おなじみの音読練習です。
②オーバーラッピング(負荷度★★)
リピーティングである程度スムーズに話せるようになったらオーバーラッピングの練習をします。
オーバーラッピングとは、スクリプトを読みながら、流れる音声と同時に声を出して読みます。
スクリプトを見ながらではありますが、音声とピッタリ合わせて発話する必要があるので、結構負荷がかかります。
また、流れる音声と、自分の声とすり合わせることで、自分の発音の修正にもなり、リスニング力とスピーキング力が同時に鍛えられます。
③文章を見ずにリピーティング(短い会話文)(負荷度★★★)
文章を聞いた後に、一時停止してから聞いた内容をスクリプトを見ずに繰り返します。聞いた音が頭に残る感じを保持しつつ、それを声に出します。全体として文をとらえられるので構文力も鍛えられます。
④シャドーイング(負荷度★★★★)
シャドーイングは、スクリプトを見ずに、お手本となる英語音声のスタートより少し遅いタイミングで同じ内容を声に出して追いかけていくトレーニングのことです。(目安としてはだいたい0.5〜1秒後)影のように後についていくということでシャドーイングという名前がついています。
お手本の発音やリズム、イントネーションを、できるだけ忠実にコピーして発音する必要があります。自分の声はお手本の音声よりワンテンポずれて耳に入ってきます。自分の声で音声が聞き取りづらく、自分の声も入ってくるので、難易度は高いです。
オーバーラッピングでは、スクリプトを手元に置き、目で英文を確認しながら音声に合わせて発音します。そのため、ひたすら耳からの情報を頼りに音声を追うシャドーイングと異なり、スクリプトで単語を確認しながら発音できる点がメリットです。シャドーイングでは、テキストを見ずに、あくまで耳から聞こえてくる音声を瞬時に繰り返します。そのため、ハードルは高いものの聞いたまま発音しないといけないのでリスニング力の向上も期待できます。
その他
リード&レコード
文章を声に出して読んで、自分の声を録音します。それを聞き返して、発音やイントネーションを確認し、お手本と比較します。自分で聞くのはかなりツライが( ノД`)。。。その分発音イントネーション矯正にとても効果があります。
サイトトランスレーション&瞬間英作文
英語の文章を見て、瞬時に日本語に訳す練習です。これは理解力を高め、反射的に英語から日本語へ訳せるようになるトレーニングです。
以上すべての練習で大切なことは、短くて理解しやすい文章を選ぶことです。最初から音声を聞き取れなかったり、理解できない文章を選ぶのはNGです。
最初にその文章を何度か黙読して、内容を理解してから始めましょう。音声はゆっくりから始めます。発音やリズムに注意しながら、何度も何度も繰り返しましょう。最後に、スムーズに読めるようになるまで練習を続けます。音読はものまねだと思って楽しくやりましょう!
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